移行前『無職ソラリスの日常』

宇宙一のダメ人間を見て安心してもらうための日記。

ビジネス会計検定とは―財務諸表の分析力、投資情報を理解する力が身につくのでおすすめ―

 

 

ビジネス会計検定試験の勉強をずっとしていました。ただ正直、面接で話しても相手がわからない可能性が高い資格…

 

そんな資格勉強してどうすんだよwwwバカかよwwww

 

ビジネス会計検定は、日商簿記では学べなかった『財務諸表を分析し、企業状況を把握する力』を身に着けられるのよ!バカにはできないわ

 

そんなこんなで、心の中の悪魔と天使がせめぎ合っているので、面接であくまで簿記でカバーできなかった部分を勉強したいという熱意を伝えたいところです。

 

 

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ビジネス会計検定とは?

 

ビジネス会計検定は、大阪商工会議所が主催するビジネス特化型会計試験です。

一言でいうと、「財務諸表の理解力(表示と財務分析)」についての試験といえます。

 

財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表があらわす数値を理解し、ビジネスに役立てることに重点を置いている資格です。

 

とはいえ、おそらくマイナーな資格のため、日商簿記と比べ受験者数が少なく、難易度も低めである意味狙い目かもしれません。

 

ただ、個人的には事務の面接でこの資格の勉強していたと話しても「なにそれ」状態だと思いますし、経理職でも面接官が知らない可能性もある資格です。

 

なので、もう少しメジャーな資格の勉強をしとくんだったなと後悔しておりますw

 

 ただし、裏を返せば、「相手が知らないからなんか凄そうに誇張して伝えられる資格」ともいえますので、実際結構その企業の経営状況を判断する指標について勉強できるので、株をやりたい人にも進められる資格かなと思いますw

※個人的には、株を買う際にそこまで見ないですが、今後余裕が出てきたら、企業の「株価収益率(PER)」や「一株当たり純資産(BPS)」等も見てみようかと思いました。

 

 

※参考程度の投資指標まとめ

 

〇「一株当たり当期純利益(EPS)」

→株主が出資したお金でどれだけ利益を出せるかを見る指標

(親会社株主に帰属する当期純利益/発行済株式数)

※EPSが大きく伸びる企業は中長期的に株価が大きく伸びることが多いため、過去のEPSと比較し成長するか確認できる。

 

〇「株価収益率(PER)

→株価が割安か割高か判断する指標

(一株当たり株価/一株当たり当期純利益)

 

〇「一株当たり純資産(BPS)」

→企業が一株に対してどれくらい資産を保有しているかの指標

→つまり一株あたりどれくらいの力(資産、技術力)で支えているかがわかるため、BPSが大きいほど安定性が高いといえる

(純資産/発行済株式数)

※ただし、今期の純資産ではなく過去の決算から求めるので、今期に大きな赤字のある可能性あり

 

〇「株価純資産倍率(PBR)」

→株価が純資産の何倍の値段が付けられているかがわかる指標

→株価を純資産で割るため、株価=純資産だった場合(つまり1倍)、株価が企業の資産価値と同じということになる。

→つまり1倍なら定価(底値)で1倍未満なら割安ということになるが、実際は長い間1倍を下回る企業も多いため、一概に1倍=定価(底値)とも言えない。

(一株あたり株価/一株あたり純資産)

 

こういう投資指標も出てくるので、せめて式は覚えないといけないのですが、なかなか覚えられません……

個人的には、英訳を覚えたほうが早そうです。

 

  • EPS=Earnings per Share
  • PER=Price Earnings Ratio
  • BPS=Book-value per Share
  • PBR=Price Book-value Ratio 

 

調べても、正直ここまで考えて買ってる人って相当だなと思うのですが、個人的にはここまで見なくても…と思います。

※どれか一つだけではなくこれ以外にもある指標全てを考えると良いのでしょう。頭痛くなりますね。

 

ただ、こういう決算短信に書いてある情報の読み取り方も学ぶので、株式投資を勉強している人は有利な資格かもしれないと思いました(笑)

 

決算短信はどの企業もHPに載せてるので、気になる企業のを試しに見てみてください。

 

ir.kadokawa.co.jp

 

※試しにカドカワのを載せてみました。

書きながら見てたのですが、載ってない情報もあって分析までは難しかったです……勉強せねば。

 

ビジネス会計検定と簿記の違い

 

簡単に言うと、

 

簿記検定は、仕分けなどにより財務諸表を作成するプロセスを主な試験範囲にしているのに対し、ビジネス会計検定は作成時に用いられる会計基準や法令を理解し、財務諸表を分析、企業状況を把握することを目的としています。

 

なので、簿記は財務諸表である損益計算書貸借対照表を作成する力が必要なため、その場で問題を解いて仕分けし、試験中電卓で計算しまくる試験なのに対し、

 

ビジネス会計検定はすべて選択式の問題かつ、電卓も持ち込めるものの、計算だけでなく会社法金融商品取引法などの法令の知識も問われます。

 

また、簿記2級までの試験範囲では出てこない、キャッシュフロー、財務諸表分析、
包括利益計算書の知識も必要です。

 

なので、簿記と比べ面接ではアピールに欠ける資格ではありますが、勉強して損はないかなと感じます。

というか、普通にけっこう難しいです……3級はけっこうわかりやすいですが2級になると独学だと理解しにくい部分が出てきます。

 

面接官に説明しないといけないので、資格について聞かれたら、

 

日商簿記二級は持っていますが、ビジネス会計検定は簿記と違って、財務諸表の作成の仕方ではなく、(企業の決算短信などにのっている)財務諸表の数値を理解することができるようになるので、たとえ経理関係の職につかなかったとしても、自己啓発として学べば役に立つのではないかと思い勉強していました。

 

で、いけますかね……

 

TOEICの勉強してたとだけ言った方が、たぶん事務職の求人の場合は、

「この人経理になりたいのかな?」

と思われてしまうので、マイナスではないかと思うのですが……

ただ、二か月無職だったので、その間TOEICの勉強だけしてたというのも微妙ですよねー。

一応、会話力を身につけたくて通信教材買ったりしたんですけど、普段英語で話さないし全然話せる気がしないんですが……

 

今日はめっちゃ頭使いました……

 

色々書きましたが、ビジネス会計検定、決算短信に載ってる単語が大体全部テキストに載ってるので、決算短信に対して親近感がわくと思います!

 

では、ありがとうございました‼

 

 

参考にしたサイト※ほかにもあるけど厳選しました。

 

https://zuuonline.com/archives/132092

 

www.smbcnikko.co.jp

 

 

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