移行前『無職ソラリスの日常』

宇宙一のダメ人間を見て安心してもらうための日記。

【転職活動の備忘録】自分と向き合う時間が、死ぬほど嫌いだ。

 

こんばんわ。今回は「僕」でいきます。何だかこの一人称が気に入ってしまいました(笑)最近はnoteで書いているので、こちらへの投稿は減っていますが、転職活動に決着がついたので、こちらにもあげました。今まで読んでくださり、ありがとうございました。

ここでの投稿頻度は減りますが、また読んでもらえると幸いです。

 

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僕の今までの就職活動を振り返ってみたいと思います。3月末で退職しました。無職です。こうして書いている今も、無職です。思えば僕は、在職中は無職になることの後ろ暗さや意味を何一つ理解していませんでした。

 

別に、お金にさえ困らなければ、大した問題でないと思っていたのです。それがいかに浅はかだったか、金に困っていないからと言って、無職の身分がいかに肩身が狭いかなんて、一切知らなかったのです。

※無職期間が長いほど転職が不利になる現実が、個人的には一番辛かったです。

 

だから僕みたいに無職になりたいと思っていた人、仕事しながら探す余裕なんて到底ないという人、そして、自分がダメ人間だと思っている人。そういう人に向けて、僕はブログを始めました。はてなブログでまず書き始めて、今noteの居心地の良さを知り、noteで書くようになっています。

 

どうでもいい些末事ですが、僕はnoteの字間の空き方や、改行の広さが好きです。純粋に執筆できて、読みやすいnoteが。

 

そんなこの場所で、時にはスキの数を気にしつつも、執筆し続けているのは、ここが僕の支えであり、少しでも、読んだ人の肩を押せるような文章を書きたいと思っています。

 

コロナ禍のなかで、僕は1か月半ほど、何もせず資格勉強をダラダラして過ごしました。その期間は長いようで、とても短く、あっという間でした。3月末に辞めて以来、5月末、僕は流石に不安になり、また転職エージェントを頼りました。

 

在職時に登録していていたのは、dodaです。そして僕は、またdodaのエージェントに連絡しました。どのエージェントかを書くのはずっと避けていたのですが、ディスるわけでもないので、もう書いてしまおうと思います(笑)dodaのエージェントさんはとてもやさしかったです。悪いのは彼女ではなくて、呑気に過ごしていた自分と、コロナだと思います。

 

彼女はよくしてくれました。他のエージェントにも頼りましたが、正直、遠い場所ばかりで、あまり待遇の良いものもなく、勝手に失望して、勝手に遠ざかりました。そして親身になってくれた彼女とも、結局は良い求人があまりなかったため、離れました。

 

転職エージェントが紹介してくれた求人は、doda含め全体的にこうでした。

 

〇固定残業代が20~40時間分既に給料に含まれている
〇変形時間労働制
〇みなし労働時間制
〇土曜出勤あり(月に2,3回程度)
〇転勤あり(これは私の問題ですが)
〇都内で勤務地が実家から遠い

 

元々労働環境について学んでいたので、みなし労働時間制や変形労働時間制は、ブラックの温床と思っていました。実際にそういう論文を読んだこともありましたし、みなし労働時間制は、研究職等の人が長時間研究をして残業しても、後ろめたくないようにしている制度という認識です。

※会社にもよりますし、当時読んだ論文の記憶も曖昧なので、今は違うかもしれませんし、サラッと流し読みしてもらえればと思います。

 

ちなみに、固定残業代については、とある転職エージェントからきたメールでは、ざっくり書くと下記のようなことが書いてありました

固定残業代が給料に含まれる会社が、ここ数年でとても増えている。理由は、下記の二つ。
〇残業代別途支給の場合だと、残業を減らして早く帰るという取り組みをしたら給料が減るが、固定制なら残業減らしても給料が減らない
のんびり仕事して残業する人が得してしまう
上記の理由のためたとえ40hの固定残業が給料に含まれていてもポジティブに捉えましょう(という内容)

また、退職金がない企業についても書かれていましたが、

退職金がない会社が現在多数。
(6~7割の会社が退職金無)
確定拠出年金や自分で積み立てるやり方を推奨している

 

といったことが書かれていました。僕は18卒ですが、新卒時に就活していた頃と大分違う気がします……こんなんなら、正社員として一生会社に尽くすメリットがだいぶ減っている気がしますね。コロナの影響ももちろんありますが。

 

 

ちなみに僕は結局、dodaの紹介してくれた求人では、面接を3社受けました。すべて都内で遠く、かつ正社員ではなく契約社員の仕事でしたが、落ちました(笑)

ただ、落ちてよかったと思います。我慢して通うには遠い距離で、かといって一人暮らしするのもお金がかかるので。

 

派遣会社を選んだのは、勤務地が近い場所が多くあり、三つ以上の派遣会社をみることで、沢山選択肢が増えたからです。

(アデコ、パーソルテンプHRパートナーズ、パーソルテンプスタッフ、スタッフサービス、ランスタッドなど。どこも求人数はそこそこありましたが、未経験OKの求人でもコロナ禍のせいで書類選考落選が多く、事務未経験だと書類通過が難しい状態でした。特にスタッフサービスは全く通過していませんw派遣会社は多く登録したほうが求人が増えるので選択肢が増えます、掛け持ちは全く問題ないです)

 

ちなみに、ここ最近登録した、第二新卒歓迎という、20代向けの未経験から正社員目指せる!という転職エージェントは、東京の求人(しかも遠い…)しかほぼなく、事務系は求人がかなり少ないらしく、全然紹介してもらえなかったので相談した時点で辞めましたね(未経験から~のキャッチコピーでピンとくる方もいるかもしれませんw)

 

なので、派遣会社オンリーでここ1カ月は活動していました。なぜなら、勤務地と労働条件、職種を考えると、どうしても派遣になってしまうからです……

 

ただ、自分と向き合う時間が死ぬほど嫌いだった僕も、この無職期間に馬鹿みたいに自分と向き合ってきたので、面接や職場見学もいくつも行きましたし、それなりに頑張ってこれたかなと思います。

スタートダッシュは遅かったものの、やはり、今のコロナの状況下で正社員や契約社員を目指そうとすると、勤務地や職種、待遇はなかなか選べません。それは僕にとっては苦しいことです。

そしてこれ以上、無職期間を延ばすのはあまり得策ではありません。

 

失業給付も、今思えば大してもらえないのに気休めで申請していて、結局バイトもせずここまできました。ただ、バイトしたほうがお金稼げますし、失業給付を当てにするよりはバイトしてお金稼いだ方が良かったのでは?と思います。

 

ただ、この無職期間にたくさん考えて行動して、自分のためにやってきたことは無駄ではないですし、福利厚生を受けるために多額の税金や保険金、年金を払っていることも実感し、ある意味社会勉強になったかなと思います。

 

この約4か月、もし普通に働いていたら手取り月17万くらいはもらえていただろうに、何もせず過ごしていたわけで、それは勿体ないことだったなとようやく気付いた次第です。

 

今後またお金を稼ぎます。派遣の事務職に決まりましたが、正式に返事するのは連休明けになります。もう、決めたので、僕は来月からそこで働くことになるかと思います。

不安はたくさんあります。もしまたダメになったらどうしようなんて思うけれど、残業はあまりないみたいですし、ちょっとぐらい失敗してもへこたれず、しがみつこうと思っています。

 

僕はとても弱い人間です。だからまた失敗してうじうじして、職場で泣きそうになるかもしれないし、弱音を吐くかもしれませんが、その日々が、いつか今みたいに懐かしい些細な出来事に変わっていると思いながら、日々過ごしたいと思っています。

 

本当にやりたい仕事、ここで働きたいと思える職場、それが一番幸せだと思います。ただ、夢を追って挫折する人がいる一方で成功する人がいるように、誰もが理想通りの生活をしているわけではなく、どんなに幸せそうに見える人にだって、生きていれば辛いことや辛かったことがたくさんあるはずです。

 

嫌な上司、先輩、部下、家族……その人たち全員が、悩みながら数々の試練を乗り越えて生きているはずで、もしかしたら現在進行形で辛い状態なのかもしれないと思えば、嫌なことにも目をつぶれるかもしれません。

 

社会からずっと離れていたので、自分がうまくやれるか不安がありますが、うまくやれなくとも、誰かに発信し続けることで、僕は弱い自分と向き合い続けることができるのではないかと思います。

 

これは僕が僕のために書いている備忘録です。ただ、毎回書くたびに何かしら読者の方に今の状況や転職事情が分かればよいなと思いながら書いています。

一求職者の所見ですが、参考になれば幸いです。

 

※最近はnoteで書いています。また、たまにこちらにも上げると思いますが、note優先にしたいと思います。

note.com